入社前は「赤や」のアルバイトスタッフでした。特別家具に興味があったわけではなくて、「家から近い」という単純な理由で選んだ職場だったのですが、働きはじめると忙しいなかに想像以上の楽しさがあったんです。例えば、「赤や」はアウトレット家具を扱うという業態上、一般の家具店よりも商品の入れ替えが多くあります。一見、大変のように感じますが、飽き性の僕にとっては常に新しいものに触れることができる環境が性に合っていたんです。

アルバイトスタッフとして働きはじめて2年が経つ頃、正社員の話をいただき、副店長を経て店長になりました。現在は、発注管理や売り場づくりのほか、学生時代に学んだデザインのスキルを生かして商品のPOPを作成しています。得意な分野をさらに高めることができ、また、自分でも気づいていなかった可能性が見えてきたところです。先日は、インテリア用の絵を陳列するのに、コンテナのパレットに色塗りをしてビンテージ調の壁を制作したりもしました。

店舗の責任者として店を少しでも良くするために働くことはもちろん、これからは、今以上に手を広げて会社全体を良くするために働いていきたいと思っています。店長である自分から店や会社のために動かなければ、周りも変わらないと思うからです。性格上、あまり表にはうまく出せませんが、自分自身のやる気次第で店の売上や今後の会社が変わっていくと信じて、当事者意識をもって仕事に励んでいきます。